ある国のある都市でのお話 感動の結末

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【ある国のある都市で会った強盗。初めての事情聴取、そして、「面通し」】


娘は、とにかく初めての怖い経験に震えて泣き出してしまいましたが、無事で何より!

励ましました。

次の朝、朝食を摂っていると、レセプションの方が私達を捜しに来て、

「警察の方がお見えです。」

との事でした。

行ってみると、私服の警察官が立っていました。

沢山の写真を私達に見せて、

「この中に、あなた達を襲った犯人はいますか?」

との事で、良く見てみました。

いました・・・警官に扮した2人、そして、あの観光客の役をやっていた男の人・・・。

3人がグルでした。

 

常習犯でした。

「現行犯で捕まえたら、『面通し』をお願いしても良いですか?」

との事でしたが、私達は次の日にパリへ戻るので、そうも行きませんでした。

どの国にも、どこの都市にも、悪い事をする人は、沢山います。

誰にも事情があり、そして、誰にも親もいる・・・みんなそれぞれ、人生に歴史を持って

います。

あの時は、怖い思いをしましたが、とにかくこのあと、被害者が出なければ良いと願う

しかありません。

その私服警官の方も、

「本当に、楽しいご旅行中に嫌な思い、怖い思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。

また、ここに来てくれますか?」

と聞いてくれました。

「もちろんです!」

と答えました。

 

そして、その日パリに入りました。

その日から、私と娘は、誰も彼もが犯罪者に見えてしまい・・・睨み付けていることに

気が付きました。

「だめだめ!」

でも、本当にこれしか犯罪に巻き込まれない方法はないのかも知れません。

 

日本に戻ってから・・・気が付きました。

冷蔵庫のドリンク・・支払うのを忘れていた・・・ことを。

直ぐにメールを送りました。

すると・・・

「大変な思いをされたことは知っています。今回のドリンクは、ホテルからのささやかな

プレゼントと、嫌な思いをさせてしまった事へのお詫びです。

どうぞ、またいらしてください。」

と言う返事でした・・・涙が出てしまいました。


読んでいただいてありがとうございました。

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このページは、akinagaが2011年9月 9日 20:32に書いたブログ記事です。

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