【ある国のある都市で強盗と思われる人達に遭遇してしまいました。
被害は、ポイントカード2枚だけでしたが・・・私達は、警察に被害届を
出すことにしました。】
どこの国でも、警察署と警察官は、とても格好良くて、正義の象徴だと思いました。
そこで、私は、初めて緊張が解けました。
調書を作成して、そして、強盗達の指紋を取るために、触ったものの中から、
1つ提出しました。
それから、1枚の紙を出してきました。
それは、日本大使館から出されているチラシで、今回と同じ手口の強盗がいる事、そして、
注意しなければならないことが書かれていました。
日本人は特に大量の現金を持っているので、そこから何枚かの現金を抜き取るという手口で
犯行に及ぶ、との事でした。
ところが、私は、20€しか持っていなかったので、ちょっと焦って、クレジットカードを盗み、
暗証番号を確認したようです。
ところが、ポイントカードしか盗って行かなかった・・・と言う状況でした。
しかし、こう言う情報、これは、絶対に空港で配るか・・・日本で配って欲しいと思いました。
とにかく、「警察だ」と言われれば、疑ったとしても、何も言えない事は確かでしたから。
もし、始めに解かっていれば、全速力で逃げるか、叫び声も出せたのですから。
そして、警察官の人達は、
「本当に、嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした。
今、多くの移民が、仕事につけない状態で、こうした形でお金を稼ぐしかできなくて・・。」
と説明してくれました。
私は、
「もし、反抗していたら、命を奪われたかも知れないと・・・考えるととても怖かったです。」
と言いました。
すると、その警察官は、
「大丈夫。彼らは、小さい泥棒はするけれど、人の命は奪わないから・・。」
って・・・なんだかねぇ~、と思いましたが、ホッとしました。
帰りは、危ないので、タクシーを呼んでくださいました。

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