ある国のある都市でのお話 ③

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【ある国のある都市で強盗と思われる人達に遭遇してしまいました。

被害は、ポイントカード2枚だけでしたが・・・私達は、警察に被害届を

出すことにしました。】


どこの国でも、警察署と警察官は、とても格好良くて、正義の象徴だと思いました。

そこで、私は、初めて緊張が解けました。

調書を作成して、そして、強盗達の指紋を取るために、触ったものの中から、

1つ提出しました。


それから、1枚の紙を出してきました。

それは、日本大使館から出されているチラシで、今回と同じ手口の強盗がいる事、そして、

注意しなければならないことが書かれていました。

日本人は特に大量の現金を持っているので、そこから何枚かの現金を抜き取るという手口で

犯行に及ぶ、との事でした。

ところが、私は、20しか持っていなかったので、ちょっと焦って、クレジットカードを盗み、

暗証番号を確認したようです。

ところが、ポイントカードしか盗って行かなかった・・・と言う状況でした。

 

しかし、こう言う情報、これは、絶対に空港で配るか・・・日本で配って欲しいと思いました。

とにかく、「警察だ」と言われれば、疑ったとしても、何も言えない事は確かでしたから。

もし、始めに解かっていれば、全速力で逃げるか、叫び声も出せたのですから。

 

そして、警察官の人達は、

「本当に、嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした。

今、多くの移民が、仕事につけない状態で、こうした形でお金を稼ぐしかできなくて・・。」

と説明してくれました。

私は、

「もし、反抗していたら、命を奪われたかも知れないと・・・考えるととても怖かったです。」

と言いました。

すると、その警察官は、

「大丈夫。彼らは、小さい泥棒はするけれど、人の命は奪わないから・・。」

って・・・なんだかねぇ~、と思いましたが、ホッとしました。

 

帰りは、危ないので、タクシーを呼んでくださいました。

無事に被害届も出し終わり、ホテルに戻ったのは、夜中の12時を過ぎていました。

                                                <続く>

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このページは、akinagaが2011年9月 7日 20:44に書いたブログ記事です。

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