私にとってのちょっと良い話し『心』 ①

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世田谷区にケーキ屋さんがあります。

作っているのは、障害を持った若者達です。

 

親元を離れて、施設で暮らし、自分達でお給料をもらう・・そう、行きていくための術を学んで

いるのです。

人によっては、自分達の時間のリズムを崩されることだけで、パニックを起こしてしまうことも

あります。

普通は、きっと簡単にケーキ作りの手順を覚えられるでしょう。

でも、彼らにとっては、とても難しい事なのだそうです。

毎朝必ず同じ時刻に出勤することから覚えなくてはなりません。

衣服を着替えて、手を洗って・・・小麦粉を量を計って、水の分量を計って・・・。

とにかく難しいのだそうです。

 

それでも、彼らには、誰にも負けないものがあります。

『真心』です。

私は、ある日、『世田谷区のケーキ屋さんの1日』のビデオを見た事があります。

みんなそれぞれ、自分のリズムに合った作業を受け持っています。

ある人は、小麦粉を一生懸命に計ります。

ある人は、お砂糖を一生懸命に計ります。

そして、ある人は、卵を割って一生懸命に泡立てます。

そして、ベテランさんになると、それらを全て混ぜるのです。

 

あるベテランの女性が、ある新人さんを怒っていました。

「だめでしょ!心から混ぜて!心で混ぜて!心を大事に!」って。

私は、一生懸命のそのベテランの女性の言葉に、「はっ!」とさせられました。

 

障害を持った人達は、心がとても綺麗です。

誰と比べて、誰かに嫉妬したり、誰かに意地悪したり・・・人の足を引っ張ったり、

決してそう言う気持ちがないのです。

ですから、私達の上辺だけの笑顔、お世辞などは、全く通じないのです。

彼らの目は、とても澄んでいて、とても綺麗です。


                                            <続く>

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このページは、akinagaが2011年9月12日 21:32に書いたブログ記事です。

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