シェンブルーン宮殿には、市内から出ている観光バスで向かいました。
前には、個人で出かけ、ガイドのテープを借り、ガイドブックと共に宮殿内を回りましたが、
その年は、観光バスで、ガイドさんと何組かの日本人のグループの方達と行きました。
私は、歴史的建造物に入ると、その時代に引っ張られることがあります。
説明に聞き入り、その時代設定に頭が切り替わり、その時代に浸ってしまいます。
ですから、説明が終わっても、ずっとその場に立ち続け、床から壁、天井の細部に至るまで
見回し・・・ふと気がつくと、グループの人達が、行ってしまっていたことが良くあります。
季節の良いときなどは、次から次へと観光客がやってくるので、迷子になってしまいます。
でも、ウィーンには、真冬にしか行ったことがありませんし、観光客も少ないので、遅れを取っても
直ぐに走り出し、追いつくことができます。
こういう自分に入り込んでしまう人間は、旅行会社・添乗員さん・ガイドさんの皆さんにとりまして、
やりにくいお客であることは間違いありません・・・ごめんなさい。
私も、わざと遅れようとしているわけではなく、余りにも上手なお話に、その時代にワープして
しまう、と言うことです。
マリア・テレジアの娘、マリー・アントワネットがここでモーツァルトと出会っています。
マリー・アントワネットが、オーストリアからフランスへ嫁ぎ、ベルサイユ宮殿にて過ごした・・・
これだけ聞いても、沢山の場面が目の前に現れ、何時間でも立ち尽くしていたい・・・そう思います。
シェンブルーン宮殿を裏庭から見たとき、バルコニーの雰囲気がベルサイユ宮殿にとても良く
似ていたことに驚きました。
本来は、外壁に金で塗ろうとしたようですが、当時の財政などの理由により、その様にできず、
しかし、鮮やかな黄褐色の色にしたそうです。
そこから、マリア・テレジア・イエローと呼ばれているそうです。
時間制限があるけれど、ガイドさんは、テープやガイドブックとは比べ物にならないくらい充実した
内容で、歴史を感じさせてくださいます。
ただ残念なのは、いつも真冬に行くので、庭園の花々、木々が美しい・・と言われても、いつも
花はなく、木には葉っぱ一つない・・・寒々しい感じであったことです。
吐く息が真っ白な、透明な空気に包まれたシェンブルーン宮殿は、それでも、とても綺麗でした。
~~読んでいただいてありがとうございました~~

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