【シンガポールで自決した父の兄、伯父のお墓を捜していました・・・】
部下の方達が、シンガポールを去るときに、伯父のお墓を作ってくださったとのこと。
すぐに父は、部下の1人の方とシンガポールに飛びました。
覚えているのは、ちょっと小さめの丸い石に、名前を刻んで、埋葬した場所に置いてきた、
ということだけでした。
父も、部下の方も必死で、その丸い石を探しました。
でも、どうしても、どうしても見つけることができずに、帰国しました。
やはり記憶違いだったのか・・・、それとも、処分されてしまったのか・・・。
でも、部下の方達と伯父の話をして、父も安心した様子で、実家のお墓に報告をしました。
伯父の33回忌。
これをもって、亡くなった方のこの世での法要は、一応終わります。
本当に「さようなら」を言わなくてはなりません。
しかし、その年、法要の直前。
1人の部下だった方が、たまたまシンガポールの日本人墓地を訪れていて、伯父のお墓を
見つけたと、現地から電話が入りました。
父も、びっくりして、すぐにシンガポールに飛びました。
戻ってきて、写真を見て、びっくり!!
大きな墓石がそこにはありました。
伯父の名前も刻まれていました。
父も皆さんも、置いてきた小さい石を探して、下ばかり見ていたのです。
実は、どなたかが・・・でも部下の方達は知らない、と言っていました・・・・墓石を作って
くださって、伯父の名前を刻んでくださいました。
長い間、お墓を探してくれた部下の方達、そして父に、伯父が最後のお別れに、お墓を見せて
くれたのだと思いました。
そして、18年前、父が亡くなりました。
私達は、その報告をしに、シンガポールに行きました。
日本人墓地の管理室にいらっしゃった現地の方にご挨拶をして、お墓に向かいました。
本当に写真の通りのお墓がありました。
伯父の名前も刻まれていました。
(伯父さん、やっと、やっと会えましたね。それから、ここに眠っていることを知らなくて、
ごめんなさい。そう、父が亡くなりました。どうぞ、父をよろしくお願い致します。
それから、おじいちゃま、おばあちゃま、そして、伯母様にはお会いになれましたか?
長い間お疲れ様でした。また、必ず来ますね!)
と心の中で言いました。
涙が溢れ出てしまいました。
読んでいただいてありがとうございました。

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