最初で最後のテイスティング ②

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【あるフランス料理のレストランで白ワインを頼んだときのことです。

生まれて初めて、「テイスティング」をしてしまいました。

(美味しくない・・・まずい)

ソムリエの方にどう言えば良いのでしょうか。】


(でも、でも、どんなに我慢しても・・・きっと、飲めない!)

そして、ソムリエの方に、勇気をだして言いました、

「申し訳ありません。私の舌が変なのですが・・・、とっても・・苦くて・・・。」

 

「え?」

「いえいえ!私の舌が変なんです。私、味がわからないから!」

と一生懸命に弁解しました。

 

でも、ソムリエの方は、本気で真っ青になりました。

 

(私、やっぱり、ソムリエの方を敵に回してしまったわ。

どうするのよ、ワインにケチを付けるほど、私は偉くないし・・・。)

 

すると、そのソムリエの方は、すぐに私のグラスを取り、飲みました。

そして、

「大変失礼いたしました。お取替えいたします。」

とのことでした。

 

ソムリエの方は、正直におっしゃってくださいました。

そう、その白ワインは、傷んでいたらしいのです。

保管方法が悪かったのか、とにかく、味が云々以前の話だったらしいです。

 

こちらが恐縮してしまうほど、謝ってくださいましたが、私は、

(やっぱり、私の舌は、「傷んでいる、か、いない、か」ぐらいは分かるんだわ)

と感動してしまいました。

 

でも、あの時の気まずい雰囲気が怖くて、私は、二度とテイスティングはしません。

<読んでいただいてありがとうございました>

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このページは、akinagaが2011年12月14日 21:46に書いたブログ記事です。

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