北大西洋のグアドループという国の、プアンタピットルというところから、
帰ってくるときのことでした。
飛行機に乗って出発を待っていると、点検が長引いているとのことでした。
いつ、出発するか今は分からない、と言うことでした。
エンジンは切られていて、機内は暑くなって来ました。
ですから、乗務員の人たちが、ドアを全部開けて風を通してくれました。
・・・いつまで経ってもエンジンが掛からず、そして、いつ出発できるかも
分からなかったので、空港内に戻ることもできなかったのです。
周りの人たちは、諦めて、寝ている人、本を読み出す人、お友達とお話を
している人、みんな、色々なことをしていました。
私は・・・・空腹でした。
お腹がとっても空いていました。
この後、飛行機が飛んで、お食事が出る・・なんて考えたら、もっとお腹が
空いてきました。
結局、お食事も機内に運び込まれて来ませんでした。
乗務員の人たちも、「お腹空いたわ!」とか、「疲れてきた!」と言って
いました。
それでも、お客様に申し訳ないという気持ちから、笑顔で機内を歩いて
1人1人に声をかけてくれました。
とうとう3時間、経ってしまいました。
私は、空腹で・・・頭がボーっとしてきました。
(こんなことなら、食料をたっぷり買って置けば良かった!!)
と後悔をしながら、
(今度、どこかに行くときには、絶対に食料を持ち込む!)
なんて、計画まで立てて、リストまで作ってしまいました。
すると、地上職員が機内に何か荷物を持って入ってきました。
乗務員の人たちは、大喜びで、中を開けました。
ぷ~~んとものすごい、恐ろしい、匂いがしてきました・・・・。
ブルーチーズでした。
乗務員の人たちが、
「食べ物もない状態なんて信じられない。何でもいいから差し入れして!」
と頼んでくれたそうです。
そして、運ばれたのが、トースト・パンと焼き・ブルーチーズでした。
私は、匂いがきついと言う理由だけで、ブルーチーズを食べたことが
ありませんでした。
って、ものすごい臭いだから・・・・・。
でも、あの時のは強烈でした、あのブルーチーズを焼いちゃったから・・・・。
さて、私はどうなってしまったでしょうかぁ。

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