今日はとても暑い一日でした。
こんな日には、私は、涼しいところ、寒いところのことを
思い出し、イメージだけも涼しくします。
モスクワを経由したときのことです。
そう、あの時は、まだソビエト連邦でした。
空港で1時間の待ち時間がありました。
夜でしたので、外は、空港の明かりはあるものの、ま~~~暗っ!
雪がシンシンと降っていました。
雪の粒が、明かりに照らされてキラキラしていました。
再出発の案内があり、座席に戻り、シートベルトをしていると、
飛行機の翼の上に、雪が積もっていました。
機内アナウンスがありました。
「翼の上に、雪が積もってしまいましたので、今から除雪作業を始めます。。
出発時間が遅れる見込みです・・・」と。
私は、その除雪作業を見ていたくて、ずっと外を眺めていました。
すると、2人のおじさんが現れました。
吐く息も白く、大変なお仕事、ありがとうございます!
竹箒のような物を手に持って、翼の上を「サ~~~~、サ~~~~~」って
なぞり始めました。
ゆ~~っくり、ゆ~~っくり、サ~~~、サ~~~って掃いて。
穏やかな時が過ぎました。
しかし、雪の降り方も強くなり、ズンズン積もる・・・という感じで、
掃いても掃いても、ズンズン積もる。
でも、30分ほどしたころでしたか、やっと、翼の色が見え始め、
作業も終わったようです。
早く、早く離陸せねば・・・。
すると、また機内アナウンスが入りました。
「お客様に、ご案内申し上げます。今、右側の翼の上の雪かきが
終わりました。これから左側の翼の上の雪かきを始めます・・・。」
すると、右側のおじさんたちが、左側にやってきました。
そして、作業を始めました。
さっきの竹箒で、翼の上を「サ~~~~、サ~~~~~」ってなぞり
始めました。
雪の降り方は、ドンドン強くなって来ました。
そして、30分後、機内アナウンスが入りました。
「お客様にご案内いたします。ただいま、左の翼の上の除雪作業が
終了いたしました。しかし、その間に右の翼の上に、また雪が積もりました。
これから、右の翼の上の除雪作業を開始いたします。」
・・・って、漫才じゃないんだからぁ~。
そして、
「右の翼の上をやったら・・・また左の翼の上に積もっちゃってぇ、
左の翼の上をやったら・・・またまた左の翼・・・そしてそして・・・」
すると、今度は、両方の翼に2人ずつ、作業のおじさんたちがやってきて、
両方の翼の除雪をしました。
そして、約2時間遅れで、モスクワを無事離陸致しました。
少し、涼しくなりました。
読んでいただいてありがとうございました。

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