今日も引き続きタイ王国ネタを書くつもりでしたが、時間が無いので前の職場の話などを書きたいと思います。
前職場は旅行なぞ全く縁も縁もない製造業でした。家電と関係のある会社なので、
GWや決算時の1ヶ月前はとっても忙しいのですが、それを過ぎると和気藹々とした良い職場でした。
とある日、川崎港付近の東京湾で海難事故がありました。
原油を積んだタンカーが座礁したとかで、付近の住民は避難する騒動に、幸い職場は風向きがずれていたお陰で、避難するようなことにはならなかったのですが時折風向きによっては独特のいやなニオイが鼻につきます。(ガソリンスタンドで嗅ぐようなニオイといえば分かりやすいでしょうか)
事故が起きた翌日も重油のニオイが充満していたので、窓を閉め切って仕事をしたのを覚えています。
その二日後、ニュースではようやく流れた重油の回収のメドがたったと速報が入りニオイもしなくなってきていたのに、ふと給湯室でお茶を飲もうとするとガス欠したようなニオイが漂います。
同僚が先に給湯室を利用していたので、「...まだ重油のニオイがするね」と話しかけると、
「ちがう、ちがう!ドリアンの香りだよ」
というのです。
冗談好きなおちゃめな人が多かったので、また真顔で冗談言ってるな~と聞き流してると、
信じてないでしょ!と笑ってます。
そうこうしている間にお隣の課の女性が「信じられない...」と、呆れた顔でやってくるではありませんか!
真相はタイに出張に行ってきた人が、こっそり持ち込んだ「正真正銘のドリアン」でした。
(黒いビニール製のゴミ袋に2重、3重に包まれた上に入り口をガムテープでぐるぐる巻きにして密輸してきたのでした)
よくドリアンは「ガス欠のニオイ」とか「腐った玉ねぎのニオイ」とか言いますが、アレ本当ですよ!
食感が繊維質が強くまったりした甘さが腐って煮えた玉ねぎみたいで...なんとも言えません。
(味は意外といけます)
ちなみにドリアンの名誉を保つためフォローすると、高級なドリアンは香りがしない品種があります。
つまり職場の人間はどっかの屋台で安く購入し日本に持ち帰ったのでした。
正直、ありがた迷惑な出来事でした。

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